ドバイで開催されたPyCon MEA 2023での登壇

· Iqbal Abdullah

10月にドバイで開催されたPyCon MEA 2023に招待され、登壇してきました。PyCon MEAは2022年にドバイで初めて開催され、今回が2回目です。会場は前回と同じDubai World Trade Centerでした。

GITEXと併催
PyCon MEAは、GITEX(Gulf Information Technology Exhibition)グローバル展示会と併催されるGlobal DevSlamトレードショーおよびカンファレンスの一部です。

GITEXは1981年から開催されている展示会で、この地域ではおそらく最大規模です。
PyCon MEAはこの展示会の一部であり、私がこれまで参加したPyConの中で最大規模のものでした。

会場はとても巨大でした。地下鉄のワールドトレードセンター駅からDevSlamのステージまでは、歩いて1キロはかかると思います。
行き先に気を配らないと、自分が今どのホールにいるのかわからなくなり、ブースの間をぐるぐる回ってしまうかも知れません。

新旧の友人との出会い

A collage of pictures of people eating and selfies with GITEX DevSlam setup in the background

また、実際に人と会う良い機会でもありました。
PSF商標ワークグループの一員として密に仕事をしているマークデイビッドのほか、ダイバーシティ&インクルージョン・ワークグループで私と一緒にお手伝いをしているテレザマニーにもようやく会うことができました。
私たちは過去3年間、オンラインでミーティングを行ってきたが、実際に会うのは今回が初めてでした。

しかし、スティーブと再会できたのは本当に嬉しかったです。
私がPythonコミュニティと一緒に仕事をする様になったのは、彼が基調講演を行ったシンガポールのPyCon APAC 2010に参加したことから始まりました。その後、何年も経ってから彼に再会できた時は、本当に喜びに満ち溢れました。

この PyCon 中に私が行った最も楽しいトークの 1 つは、詩人、小説家であり、今回ステージ上にラップの演奏でも行った Pythonista である Uche Ogboji によるトークでした。PyCon MEA 2023 への参加体験 に関する彼のメモを読むこともできます。

私の講演

A collage of pictures of people giving talks on a stage with GITEX Global setup in the background

私の講演のタイトルは「世界を変える、一度に一つのPyCon」でした。
これは、2017年に書いた同じタイトルのブログ記事がゆるくに元になっています。

今回の講演では、東アジアや東南アジア地域のPyConに参加したときに撮った写真をたくさん載せました。
また、異なるタイプの人々の間だけでなく、経済的な階級や人々がコミュニケーションする言語の違いによる機会の格差の間でも、包括性を育むコミュニティイベントやカンファレンスを開催することの意味について、さらに洞察を加えました。

私は、自分の仕事を通じてコミュニティにもっと影響を与えたいと考えているコミュニティ・オーガナイザーにインスピレーションを与え、新しいアイデアを与えることができればと願っています。

 

ありがとう

素晴らしいカンファレンスを開催してくれたPyCon MEAと、講演に招待してくれたマークとデイビッドに感謝します。
パンデミックのために何年も離れていた “nakama “”仲間”に直接会えたことも素晴らしい経験でした。

私たちが同じ街でまた会えるその時まで、みなさんお元気で。あなたに幸あれ。